four dramatic factory

...the fact of a certain man.

iron frying pan

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たとえ本心では表面加工してあるヤツのほうが扱いやすいなどと思っていても、今後は男の料理カテゴリーを全面に押し出そうと企ててる以上、鉄のフライパン愛好家っぽい姿勢を崩すわけにはまいりません。

 

目をつぶって食べ比べても違いなんてさっぱり分からないくせに、コレで焼いたビフテキはひと味違うぜ!みたいなフリをしなくてはならないとは・・・。

 

とても心苦しいですが、仕方がないので始めましょう。

 

 

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まずは強火で空焼きし、フライパンの色がにょにょっと青っぽく変わるまで熱します。このとき、えらい勢いで煙が出たけれど、気にせずそのまま。そのあとは金属スポンジと洗剤とお湯で力の限りガシガシこすりたおすべし。

 

この作業の目的は、出荷前に塗布された防錆塗料を焼き切ることらしい。

 

 

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洗い終わって水分を拭き取ったら適当なクズ野菜とひと握りの塩、それらが浸るほどの油をドボドボ。

 

そんでもって弱火で加熱開始。

 

 

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20cmはオムレツ専用。

28cmはビフテキ専用。

 

・・・そういう架空の設定。

 

ちなみに、この行為をシーズニングと呼ぶらしい。

いわゆる油ならし。

ここをしっかりやっとけば、

くっつきにくくなるんだって。

 

とにかく、焦らず、じっくり、火にかけます。

 

 

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15分ぐらいでこんがりになりました。

加減がよく分からないということもあり、

コレぐらいで勘弁してやります。

 

しかし、おかげさまでレンジ周りが油まみれ。

 

こんなもん狭い台所で張り切ってやるもんじゃねーな。

 

・・・と、強く思った次第。

 

 

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そんなこんなでブツブツ言いながらも、とりあえず乗り掛かった船ですから作業は続行します。

もはや何もかもが雑になりつつある状況であっても、さすがに熱々の油だけは慎重に捨てなければならないし、ここでやけくそになって親の仇のごとく再びガシガシしたらふりだしに戻ってしまうので、心を落ち着かせながらスポンジには洗剤をつけずにぬるま湯でやんわりと洗いました。

そして、もうすぐ終わりだからと自分自身を懸命に励まし、ぽつらぽつら残っている水気を弱火にかけてパチパチ飛ばし、最後にもう一度うっすら油を敷いたらシーズニング完了。

 

 

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いよいよ肉のお出ましです。

※今回の主役はあくまでフライパンだけど

 

これは英語で鳴く牛、アバディーン・アンガス。

の、部位は肩ロース。

 

多少固くてケモノ臭いかも?ですが、私は好き。

※本当はA5ランクの黒毛和牛が良かったけど、そんなもん買えるか。

 

ドーン!と400gだぜ!!

 

 

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もちろん、食べられるワケがないので半分だけ。

 

ジューっと景気の良いサウンドと共に、

香ばしいにおいがあたり一面漂い始めます。

とても食欲を掻き立てるかほり。

 

・・・ですが、漂い過ぎです。

 

そこらじゅうに漂いまくってやがる。

これは当分においが残るでしょうね。

 

それもそのはず、換気扇をつけ忘れてました。

 

この、おバカ。

 

 

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ビフテキって、じつはビーフステーキの略じゃなく、フランス語でステーキを意味するビフテックが語源という噂。

 

まぁ、ステーキと呼ぶ派には関係のないお話だけど。

 

しかし、何を隠そう私は熱烈なビフテキと呼ぶ派の一味。

なんとなくごちそうっぽく聞こえる気がして。

 

 

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本当はミディアムが好きなのに、

切ってみたらレアでした。

 

でも何だろう?

生っぽい感じは全然しなくて、結構温かくて、

良い具合に中心まで火が通ってるみたい。

 

じゅわーっと美味しい肉汁も溢れてくるし、

ほーぉ、これが鉄のフライパンの威力なのか!

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・おほほ、なーんちゃって。