そのような予定はミジンコほども御座いませんけれど、
もし、私がパン屋を開業するという暴挙に出たならば、
店名が『Logan's bakery』になるのは知る人ぞ知る話。
とにかく、つい先ほど、
以下の材料を入れてスイッチを押したところです。
■天然酵母食パン 試作1号
強力粉 :280g
粗糖 :10g
モルトシロップ :3g
塩 :5g
無塩バター :15g
生種 :25g
水 :130cc
※水分量は通常よりかなり少ないと思います。
ずっしりもっちりテイストが大好物なので。
焼き上がりは、本日のPM16:30
ソッコーで無くなってしまうほどの出来栄えを願い、
完成する前に生地を、もとい記事をUPした次第。
しかし、まぁ、せっかくなので、
材料の詳細をご説明させて頂きます。
はるゆたか100%の小麦粉
ようするに国産の小麦粉です。
すっげー高かった。なんと2.5kgで1700円ぐらい。
これで焼くのが夢だったから仕方ありませんけど。
種子島産 粗糖
立ち位置は三温糖と黒砂糖の中間ぐらい?
いずれにしても未だ精製半ばのお砂糖。
結構なクセがあります。
私はかなり好きな風味。
モルトシロップ
本来は砂糖を使わないハード系パンの発酵を助けたり、
焼き色を濃くする効果があったりする添加剤。
今回は生地に加える水の量をとても少なくしたので、
全然膨らまない可能性を考慮してチビっと入れました。
シロップというより、
あんまり甘く無い麦芽糖水飴みたいな感じ。
Sel fin de Guerande
おフランスの塩。
ブルターニュ半島とはどの辺なのだろうか?
色は微かに灰色がかってます。
水に溶かすと、何か沈みました。
一説では、砂だという噂も・・・
まぁ、それを含めてミネラルというのでしょうか。
ホシノ天然酵母パン種
パン粉みたいな匂いがします。
このままでは使えませんから、水に溶かし、
28℃キープで24時間発酵させなければなりません。
ブワッとあふれかえるほど膨らむかと思いきや、
むしろクタッとしてる24時間後の天然酵母。
酸味が強い甘酒チックな匂いを放出してます。
どうやら威力を発揮する状態となったようです。
これを種おこしと呼ぶそうな。
最後はバターの紹介ですが、
とんでもないヤツを選んでしまいました。
外箱を開けると、さらに箱が出てきます。
あたかも季節外れのお中元っぽい包装具合加減で。
Beurre d' ÉCHIRÉ
さぁ、ついに、
思わず金文字にしたくなるほどの、
超ド級無塩発酵バターのお出ましだ!
絶対に使いきれないほどの量だという事実。
美味しいのは間違いないですが。
さて、本日の晩御飯、
『Logan's bakery』の食パンと一緒に、
いったい何を食べようなぁ・・・。